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「働いていても楽しくない」の救世主は「おもしろい人」!? カヤック・柳澤氏とBHB・シモダ氏の顧問対談

      2017/12/01

「おもしろ」に特化し、尖った企画を世に出すことで知られる、カヤックとバーグハンバーグバーグ(BHB)。弊社・シンクスマイルでは、この二社の代表である柳澤大輔氏とシモダテツヤ氏が揃って「顧問」を務めることとなりました。

柳澤氏とシモダ氏は、なぜ顧問に就任したのか。そして、シンクスマイルをどう「おもしろく」してくれるのか。今回はシンクスマイル社長の新子明希(あたらし はるき)を交えて、同社顧問の二人にその理由と展望について話を伺いました。

右から柳澤氏・新子・シモダ氏。

会社の「顧問」って、何をする人なの?

すいません、顧問になっておいて言い出しにくいんですが、そもそも、「顧問」って何をすればいいんですか?

わかってなかったんですか!?

だって、新子さんが「月に1回くらい飲みに行けばいい」って言うから、それならいいかと思って……。

真に受けないでください(苦笑)。しかも、誘っても飲みに来てくれないじゃないですか。

それはだって、いつもお誘いが急なんですもん。そもそも「顧問」ってヤクザ映画くらいでしか見たことなくて。「顧問」って何してる人なんですか?

ちょっとしっかりしてるほうの顧問に聞いてみましょうか。こちらの顧問は先日、日南市の崎田市長と弊社をつないでくれたんですよ。柳澤さん、説明してください。

しっかりしているほうの顧問・カヤック柳澤氏。主にしっかりしたことを言うのが仕事。

では、顧問として(笑)。日本では「相談役」「顧問」というのが、ざっくり同じような感じで使われていますよね。でも、私が詳しい人にいろいろ聞いてみた限りでは、これらの言葉のニュアンスは少しずつ異なるんです。

「顧問」と「相談役」って違うんですか?

「相談役」には、退任した社長などの功労者が就くことが多いようです。一方、「顧問」というのは、より専門性を持った人のことを指しますね。相談役は名誉職的な扱いですが、顧問は専門性を発揮することが求められます。

柳澤さんに経営の顧問、シモダさんにPRの顧問をお願いしているのは、専門性という面ではやっぱり正しいんですね。

なるほど。じゃあ、専門性を発揮できない顧問は……?

やっぱり、顧問をお願いするだけの専門性がなくなると、頼まれなくなると思いますよ。僕は今、カヤックを経営しているから経営のアドバイスができるけど、もし引退しちゃったら、やがて新子さんは僕のアドバイスを必要としなくなるでしょう。

たしかに、常にお願いする側より専門性の面で上にいてもらわないと、メリットがなくなってしまいますね。

だから、お引き受けした以上は、この役職にいる限り、自分も専門性を磨き続けていないといけないんじゃないかな。

僕のイメージと全然、違いました。

どんなイメージだったんですか?

用心棒みたいに名前貸して、みかじめ料的なものをもらう人です。

ヤクザ映画から抜けきれてないじゃないですか!

顧問が基本的に「待ちの姿勢」なのは事実だと思いますよ。困った時のアドバイス役ですね。

じゃあシモダさんが今のところ何もしてくれていないのも……?

はい、待ってました。完全に待ちに徹する指示待ち人間になってました。

実際、柳澤さんにはよく、経営のアドバイスに乗ってもらうんですよ。

柳澤さん。

なんですか?

恩を売ってなんかうまい汁を吸おうとしているんじゃないですか?

してません。

新子社長、顧問としてこの男は気をつけておいたほうがいいとアドバイスしておきますよ。

根拠のない空論で場をかき乱さないでください。

良かれと思って……。

で、シモダさんは何をしてくれているんですか。

柳澤さんが言ったアドバイスに対して「僕も同意見です」って言うってのはダメですか?

それはただのポンコツ。

そもそも新子さんの会社「シンクスマイル」は何をしている会社なんですか!

そこから!?

「働いていても楽しくない」を解消するシンクスマイル

私たちは、社内モチベーショSNS『ホメログ』とチームワークアプリ『RECOG』という世界中の働く人の「ありがとう」を可視化するサービスを主力事業にしています。組織の中で誰かがいいことをしたら、「良かったよ」とウェブ上でバッジを送るんです。要するに、サンクスカードのデジタル版ですね。

私たちのツールは、全国でこれまでに1000社以上に導入されています。最近では、日南市の市役所にも導入されたんですよ。柳澤さんが「市役所なんていいんじゃないか」と言って、紹介してもらって。

市役所の職員さんって、できて当たり前だから、あまり褒められないんですよ。でも、それによってフラストレーションが溜まっている状況って、誰も幸せにならないじゃないですか。

柳澤さん。それを僕がやったことにしてもらっていいですか。

ダメでしょ。

後輩の顧問に華を持たせてやるのも先輩顧問の仕事ではないのでしょうか。

ないですね。ない。それはいいとして、僕はこのサービスは本当の意味で「働き方改革」につながると思っているんです。

「働き方改革」……! 顧問らしいキーワードが出てきましたね。

そもそも、この改革が必要になったのは、「働きやすい」と感じられない人が増えているからですよね。この課題を「生産性向上」だけで解消しようとすると、結局「強い会社が強くなるだけで、格差が広がる」という形になって、資本主義の根本的な問題が解消できないんです。

その方向では、「働きやすい」と感じられない人が一定数、残り続けるということですね。

そう。であれば、そもそも「働いていても楽しくない」という課題に取り組むという方向もあるはずです。むしろ「生産性が低くても楽しい職場はいい」という価値観も大切にしなければならなくて、そこにシンクスマイルさんが果たす役割は大きいと思います。もっと言えば、楽しい職場にすると結果として生産性も上がると思いますけどね。どちらが先かの順番はすごく重要です。

今のは僕が言ったことにしていただいても……?

新子さんまで(苦笑)。

調べてみると、今、地方公務員で長期離職している人って、10万人いるんですって。そのうち50%の理由が精神疾患なんですよ。コミュニケーションに問題があることは明らかです。

顧問がいたから、このような社会的な問題に気づけた、ということですね。

それは、そうですね。

いやあ、大したことしてないっすよ。

あんたはそうやろね。

カヤックとBHBの「おもしろ至上主義」って、どういうこと?

改めてお聞きしますが、どうして顧問を引き受けてくれたんですか?

一番はやっぱり、新子さんがおもしろい人だからですね。

それは、僕も同意見です。

「おもしろ至上主義」と言いますか、僕はおもしろい人って信頼できると思っているんです。例えばものすごく誰かとケンカしていても、「おもしろ至上主義」同士だった場合、目の前でおもしろいことがあったら、スッ飛ばして笑っちゃう、ってことがあるじゃないですか。

優先順位がおもしろさで、それに正直なのっていいですよね

そこで「こっちが怒ってるのに何をふざけているんだ」とか言う人よりは、どちらかというと前者の方が信頼できそうだなというか(笑)。

たしかに、おもしろい人って前向きだと思うんです。マイナスをプラスにできる力がある。だから、顧問もおもしろい人に頼みたい……っていう理屈を、今この場で作りましたね(笑)。

「おもしろ」を追究すると、人ってまともになるんですよ。新子さんだっておもしろ至上主義者ですが、真面目じゃないですか。

いやいや、まあ、楽しいことは大好きですが、年々思慮深くはなってるかもしれません。でも、採用はやっぱり大変で。おもしろい人と働きたいと思っても、そういう人ってどこにいるんでしょう。

そもそも、おもしろい人って、自分のことを「おもしろい」とはアピールしないんですよね。というのも、普段の会話で「ねえねえ、おもしろい話があるんだけど」と言われたら、どう思いますか?

ハードルが上がっちゃいますね。

そうですよね。自分から「おもしろい」って言ってくる人は、その時点で採用の上ではかなり慎重になります。だから、僕は縁故採用、要するに友だち経由で採用するのが一番だと思っているんですよ。これもおもしろ至上主義ですが、おもしろい人が連れてくる人は信用できる。実際、うちの会社は100%、縁故採用ですね。

おもしろい人って、絶対数で言うとあまり多くないじゃないですか。だからカヤックの場合、採用するなら「おもしろがれる人」ですね。柔軟かついろんな視点を持ち合わせていて、自分と違う意見の中にも、おもしろがれるポイントを見つけられるような。

それ大事ですよね。うちなら「ゲラの人」、つまり何でも笑ってくれる人を採用することもあるんです。おもしろい人があまりいないなら、おもしろい人のおもしろさを3倍にしてくれる、「補助魔法」を使える人がいてくれたら、ありがたいじゃないですか。

うちの会社のブレスト文化も、その表れですね。新子さんのところも、ブレストしてみるといいですよ。あるアイデアに対して、その人がちゃんと「おもしろい」と思えるポイントを探せる人かどうか、すぐにわかるので。「乗っかる力」とも言えます。

カヤックのブレストを誰でも再現できる『ブレストカード』、買いましたよ! では、お二人の会社では、採用したおもしろい人材を、どうマネジメントしているのでしょうか。尖った人材同士がぶつかってしまうこともありそうですが……。

「面白法人」と銘打ってはいますが、うちの会社は決しておもしろい人材ばかりを求めているわけではないんです。ただし、クリエイターにはやっぱり、おもしろい人が多いですね。クリエイターだと、おもしろい人同士で勝手に競い合ったり、化学反応を起こしたりして、いつの間にかすごいものが生まれている。そんな感じです。

逆に、おもしろい人同士でブレストをしていたら、めちゃくちゃ盛り上がったけど、誰もメモを取ってなくて全部忘れてしまったこともありました……。

(一同笑)

そういう意味では、シモダさんの会社は一点特化というか、強みがかなり突出した人が多いのかもしれませんね。

得意なことしかできないけど、『HUNTER×HUNTER』の幻影旅団みたいな魅力的なヤツらは揃ってるかもしれません。

おもしろい人って、どこか欠落しているんですよね。だから強みが輝くというか。 そういえば、うちの会社は名刺の裏にいわゆるストレングスファインダー、それぞれの強みを可視化したグラフが描かれているんです。これを見た人の反応って、大企業の方ほどそうだったりしますが、ほとんどが「弱み」を指摘するんですよ。「新子さん、○○と××が弱いんですね」というように。

え〜、めっちゃ嫌な感じ!

それ、興味深いですね。 非常に日本的というか。

人間、大人になったらそんなに性格が変わるものじゃないですから、私は弱みなんてどうでもいいと思っています。その代わり、強みをちゃんと認めて、弱みを補い合うようにすると、チームとしての雰囲気も、生産性も、どちらも改善するんです。

顧問から、シンクスマイルへのメッセージ

では、最後にお二人から、顧問として弊社にメッセージをお願いします。

それはやっぱり、新子さんの会社のサービスというのは、「働き方改革」のように、今の日本の課題を解消するものだと思うんですよね。このまま「おもしろ至上主義」を推し進めて、社会を働きやすくしていってほしいと思います。

ありがとうございます。柳澤さんは、「おもしろい経営」を論理的に分析して、仕組み化できるようにしているところがすごい、と思っていて。その知見をこれからも、弊社に伝えていただきたいです。シモダさんはどうでしょう、何も期待していないけど。

僕の「顧問とは何かを探す旅」は、今も継続中なので……。

いつまで続くんや。

2020年くらいまでには、顧問とは何かが掴めればいいなと……。

長い。長いよ。シモダさんが力を貸すのは、やっぱりPRのタイミングなんじゃないですか。

あっ、そういえば近々、大きな発表があって、その打ち合わせがあるんですよ。

わかりました。そこで僕が秘められた顧問力を発揮するわけですね。いつですか?

明日の9時ですね。

だから、急すぎるんですよ!

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